【芸能】エリザベス女王、新たなホスピス開設日にサプライズ訪問 ジョークで場を和ませる場面も
エリザベス女王(96)が現地時間15日、第4子アン王女(71)に付き添われ、英バークシャー州メイデンヘッドにオープンした「テムズ・ホスピス(Thames Hospice)」を訪れた。新たなホスピスが開設されたメイデンヘッドは、女王が住むウィンザー城から11キロほどの場所に位置する。
チャリティ組織「テムズ・ホスピス」は、1987年11月に「テムズバレー・ホスピス(Thames Valley Hospice)」としてウィンザーのハッチ・レーンでエリザベス女王によってオープンした。開設以来30年以上にわたり、地域の人々に終末期医療や緩和ケアを無償で提供し、年間運営費1300万ポンド(約21億円)の半分を寄付金に頼っている。
新たにオープンしたホスピスは、28室の個室を備えたものだ。今回女王が訪れることは公式行事として記載されておらず、全くのサプライズ訪問だった。
女王は花柄のドレスにパールの三連ネックレスを合わせ、片手には愛用の黒いバッグを下げていた。最近移動が困難なため、杖をついて歩きながら、ホスピスのスタッフやボランティア、患者らと対面した。
センターで女王は、ホスピスのオープンを記念する銘板の除幕を行った。この銘板は、女王によるテムズ・ホスピスへの長期的な支援を記念して、新たなホスピスの中心部に設置される。
この後女王は、ステージ4のがんを患い、同センターで一時的なケアを受けているグラハム・ホワイトさんと妻パットさんに対面した。
英メディア『BBC』によると、女王を紹介されたグラハムさんのスマートフォンが、突然鳴るというハプニングが起こったそうだ。
すると女王が「いつもこうなのですよ。すぐに電話が鳴りだすの」と冗談を言ってその場を和ませた。グラハムさんはそっと電話を切ると、息子からだったと伝えた。
女王と対話したパットさんは「とても感動的でした。この思い出は、私の宝物となるでしょう」と言った後、夫グラハムさんのスマートフォンが鳴り出したことをジョークにした。
「私なら彼に激怒したと思います。女王は冷静で平然とした人物だと思われてるようですが、ユーモアのセンスがあるのですよ。」
すると隣にいたグラハムさんが「私は妻の電話の電源を切って、自分用の電源も切ったはずだったんです。ちょっと恥ずかしかったですね」と答えていた。
「テムズ・ホスピス」のジョナサン・ジョーンズ評議員長は、エリザベス女王とアン王女の訪問を受け、「今日の記念すべき訪問は、王室とテムズ・ホスピスの長年にわたる関係の上で築かれました」と述べ、こう続けた。
「女王陛下をお迎えして当施設を正式にオープンしたことと、女王の最初の訪問から35年を経て、このチャリティがいかに繁栄し続けているかをお見せできたことを、大変光栄に思います。」
女王の元気な姿が公開されると、王室ファンからは「女王の笑顔が見れて嬉しい!」「とても美しいわ」「素敵なドレス!」「素晴らしいスタイリング」と称賛コメントが寄せられた。
画像は『The Royal Family 2022年6月3日付Instagram「Thank you for a wonderful first day of the #PlatinumJubilee Celebration Weekend!」、2022年7月15日付Instagram「The Royal Week in pictures, which today features:」』『Thames Hospice 2022年7月15日付Instagram「Today we were thrilled to welcome Her Majesty The Queen,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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