【芸能】彼女はいったいどこへ…眞野あずさ64歳が芸能界“行方不明リスト”に入っていた
〈放送番組に出演された方々をさがしています〉
一般社団法人「映像コンテンツ権利処理機構」(aRma)のHPを覗くと、現在連絡が取れずに“公開捜索”されている役者たちのリストが掲載されている。そこには――。
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aRmaとは、テレビドラマなどの2次利用に関する許諾申請の業務を担う団体だ。芸能記者が補足する。
「テレビで放送された番組をネット配信したり他局へ販売したりする際、出演している役者には“印税”が支払われる。その際、テレビ局などから依頼を受けたaRmaが、役者の連絡先を探すのです」
このaRmaが「相当な努力をもって探索したが判明しなかった」場合、HP上に“行方不明者”のように名前が掲載されるのだ。
「現在、リストに名前が載っているのは3500人ほど。ほとんどは知名度の低い役者ですが、今年の4月末に突然、“ビッグネーム”が載ったことで、芸能界界隈で密かに話題になっていたのです」(同前)
その女優の名は、眞野(まの)あずさ(64)。聖心女子大在学中に「週刊朝日」の表紙を飾って芸能界入りし、NHKの大河ドラマ「徳川家康」や連続テレビ小説「おしん」、テレビ朝日の「はぐれ刑事純情派」などに出演。日本テレビの「弁護士・高林鮎子」やテレビ朝日の「検事・朝日奈耀子」など2時間サスペンスドラマのシリーズ作品で主演を務め、姉の真野(まや)響子(70)と共に姉妹女優として活躍してきた。
彼女はいったいどこへ。関係者に尋ねてみると…
「私生活では1989年に会社員の男性と結婚するも、05年に離婚。結婚前には元日本将棋連盟会長の米長邦雄氏との交際が噂されたこともありました」(同前)
そんな眞野は、19年10月に下北沢の小劇場で行われた舞台で主演を務めて以降、目立った活動はしていない様子。さらに所属事務所のHPからも顔写真と名前が消えていた。彼女はいったいどこへ――。
姉・響子の自宅を訪ね、夫で俳優の柴俊夫(75)に聞いてみても、
「全然知らないんだ。そういうことは知っていても言えないし。ごめんね」
と言うばかり。そこで事務所に聞いてみると、
「彼女は昨年の春に退社しました。コロナ禍でほとんど稼働できないこともあり、一度フリーになって自分を見つめなおしたいと。行方不明? いやいや、連絡は取っていますし、携帯電話も繋がりますよ」
ならばと元事務所を通じて本人に取材を申し込むと、翌日、一般社団法人「映像実演権利者合同機構」という団体から電話がかかってきた。担当者はこう語る。
「私どもは実演家(役者)から2次使用料の徴収や分配を委任されている団体なのですが、眞野あずささんより『文春さんに伝えて欲しい』と連絡があり、お電話しました。眞野さんは行方不明ではなく『病気療養中なので取材はお断りいたします』と仰っています」
「あちらの団体に確認をしたところ、全くの別人である『真野ゆうこ』という女優の名前を記載すべきところを、間違えて『眞野あずさ』と記載してしまったとのことでした」(同前)
電話の後、aRmaのHPを改めて確認すると「眞野あずさ」の名前はひっそりと削除されていた……。

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